就活中のエントリーには、履歴書の提出があり、その中に趣味・特技欄があることが一般的です。
趣味・特技の書き方に困っている人も多いでしょう。
この記事では、そんな履歴書の趣味・特技欄の書き方について、ご紹介します。
目次
履歴書の趣味・特技はどうやって書くべき?書き方を例文と合わせて解説
履歴書の趣味・特技欄には、実際の趣味や特技について書けば問題ありません。
急にプライベートな質問になり、焦っている人もいるかもしれませんが、「人となりを知りたい」などという企業の意図があるだけです。
面接官が見ているポイント
面接官が、履歴書の提出にその欄を設けたり、面接で聞いたりする理由としては、大きく2つあります。
- プライベートなことでも簡潔に説明できるかを見たい
- 履歴書という書類の目的など、相手の意図が汲み取れるかを見たい
プライベートなことでも簡潔に説明できるかを見たい
就活生は、就活の軸や志望動機などは、入念に作ってくるでしょうから、それについて聞いたとして、簡潔・明瞭に答えられることは、当たり前であることが多いです。
そこで、プライベートなことを聞くことで、真のその人のコミュニケーション能力や、構造把握力、普段からどんなことを考えているのかなどについて、垣間見ることができます。
面接は時間が短いので、その時間に適した分量で、相手が興味を持つようなキーワードや言い方をする必要がありますが、それを即興でできるかどうかは、その人本来の力だと言えます。
また、どんな趣味だろうと、「その趣味の面白さ」や「楽しんでいる部分」などは、人によって異なるだろうし、そこから「どんなことに幸せを感じるのか?」「どんな視点で物事を見ているのか?」を見ることができます。
履歴書という書類の目的など、相手の意図が汲み取れるかを見たい
履歴書というのは、「相手がどんな人なのか?」を簡潔に知れるツールです。
面接官も、判断したい部分を簡潔に見たいと思っているので、その意図を汲み取って、簡潔にまとめられるか?というのも見ています。
これは、面接のときも同じです。最初の方に「趣味とかありますか?」と聞かれたら、アイスブレイクである可能性が高いため、長々話すよりも、簡潔に・相手に興味を引かせるようにすることが求められています。
結局、面接官は、面接している人について深く知りたいと思っているので、そういった意図を汲み取って、コミュニケーションが取れるかというのも、大切にしています。
例文と書く時のポイント
履歴書に趣味・特技を書く場合は、次のように書くと良いでしょう。
- 趣味:旅行(大学2年生のときに、ヨーロッパへ一人で旅行しました)
- 趣味:音楽鑑賞(K-popが大好きで、よくライブへも行きます)
書くときのポイントは、大きく3つです。
- 内容について面接で聞かれることがあるため、本当のことを書く
- ひと目見て分かるように簡潔にまとめる
- カッコ書きで、詳しい内容を書いても良い
内容について面接で聞かれることがあるため、本当のことを書く
まず書く内容についてですが、面接で聞かれたり、単純な興味から深堀りされることがあるので、嘘ではなく、本当のことを書くようにしましょう。
「いつその趣味を始めたのか?」「その趣味のどの部分が良いのか?」などについて説明できるようにしておくと、対応することができます。
ひと目見て分かるように簡潔にまとめる
履歴書は、簡潔に自分のことについて述べることが望ましいので、「趣味:◯◯」というように、ひと目見て分かるように書きます。
「小学◯年からやっている、△△です。」などと、文章で表現するよりは、より簡潔に伝えられる名詞で表現する方が良いでしょう。
カッコ書きで、詳しい内容を書いても良い
「趣味:◯◯(小学◯年生からやっています。)」など、カッコ書きで、詳しい内容を書いても大丈夫です。
ランニングや旅行などは、誰でも書けてしまうので、自分らしさを表現するためにも、一言・二言くらいで相手の興味を引きそうな文章を書くのがおすすめです。
履歴書に書ける趣味・特技がない…。どうすれば良い?
就活生の中には、「履歴書に書ける趣味・特技がない…」という人もいるでしょう。
そんな人はまず、「自分がついやってしまうこと」や「やっていて楽しいと感じること」などについて考えてみましょう。
ついやってしまうことや、やっていて楽しいと感じることは趣味になりますし、際立った技を持っていなくても、足が速ければ「運動が得意です」と言えます。
また、趣味・特技は一緒の欄に書く場合がほとんどで、特技がなければ、趣味だけを書いても問題ありません。
そして、趣味や特技にはどんなものがあるのかを見てみるのも、おすすめです。
- スポーツ(趣味:月に1回、大学の友達とフットサルをしています。特技:小学校からサッカーをやっており、運動全般が得意です。)
- ピアノ(趣味:小学校からピアノを習っており、自分の好きな曲の楽譜を買って、弾くのが楽しいです。)
- 音楽鑑賞(趣味:母が聞いていた影響から、演歌が好きで、よく聴いています。)
- 旅行(趣味:高校のときに修学旅行で初めて海外に行ったときから、海外旅行が好きで、友達とよく行きます。)
- 料理(趣味:お菓子作りが好きで、家族や友達に向けて作ることがあります。特技:一人暮らしをきっかけに料理を始め、冷蔵庫にあるもので簡単な料理を作るのが得意になりました。)
- 食べ歩き(趣味:食べることが好きで、その県にしか売っていないものなどを食べて巡るのが好きです。)
- ゲーム(趣味:休日を使って、オンラインで友達とサッカーのゲームをするのが趣味です。)
どんなことを書いても良いというわけでもなく、例えば、長期休暇が取りにくい会社だとしたら、趣味が「長期休暇を使っての旅行」だと、「うちに合わないのでは?」と思われてしまいます。
また、ギャンブルや風俗と言った世間的にも良いと思われないものを趣味にするのは、印象としてよくありません。
「知られざる一面を見ることができた」と思えるような、印象に少し加点できるレベルの趣味を書いてあげると良いでしょう。
履歴書の趣味・特技欄など困ったことがあればエージェントに相談しよう
履歴書の書き方で困ったことがあれば、エージェントに相談をするのがおすすめです。
エージェントは、キャリアカウンセリングから求人紹介、各選考対策まで、徹底的にサポートしてくれ、就活・将来の相談まで行うことができます。
エージェントのアドバイザーは、就活のプロなので、自分に合った正しい書き方や表現方法を知ることができます。
ここでは、私が実際に利用していた質の高いエージェントを3つご紹介します。ぜひチェックして、利用してみてください。
キャリセン就活エージェント
キャリセン就活エージェントは、シンクトワイス株式会社が運営する、新卒向け就職エージェントです。
累計6万人もの人が利用しており、コンサル歴10年にも及ぶプロのキャリアアドバイザーが徹底的にサポートしてくれます。
就活生1人に、個別で徹底的なサポートをしてくれるため、内定獲得数が5.4倍(※2019年度卒実績)、最短1週間で内定を獲得することができます。
面接対策はもちろん、希望や適性に合った企業紹介や選考のアドバイスもしてくれるので、納得した就活を行うことができます。
登録後は、じっくり1時間の個別面談を行ってくれるため、就活をする上での悩みや、考えていることを相談してみましょう。
キャリアチケット
キャリアチケットは、レバレジーズ株式会社が運営する、就活エージェントです。
就活のプロであるキャリアアドバイザーが担当で付いてくれ、将来のことから自己分析まで徹底的にサポートしてくれます。
今まで受かった人の特徴や戦略をベースに、サポートしてくれるので、キャリアチケットでも確実に内定に近づくことができます。
入社後のプランも見据えて、その人に本当に合った企業を紹介してくれるので、その点もおすすめと言えるでしょう。
就活のプロに話と一緒に進めていきたいと考えている人は、ぜひチェックしてみてください。
学長
Goodfindエージェント
Goodfindは、成長志向の強い就活生向けの就活サービスです。
「市場価値を高めたい」「将来起業・独立したい」といった野望を抱えている学生が多く、紹介される起業も成長市場の真っ只中にいる企業や、確実に成長する企業ばかりです。
いわゆる”成長中のベンチャー企業”を、厳選して紹介してくれるので、成長意欲のある人は、必ず登録しておきたいサービスです。
また、運営者やアドバイザーの人の質も非常に高く、有名企業の役員経験者や、有名外資系コンサル出身など、ハイキャリアな人がほとんどです。
そんな人が就活を全面的にサポートしてくれるサービスが、「Goodfindエージェント」です。
完全無料で利用することができるので、ぜひ活用してみてください。
学長
履歴書の趣味・特技欄はサラッと埋めて本質を詰めよう!
ここまで、履歴書の趣味・特技欄の書き方について、詳しく解説してきました。
履歴書の趣味・特技欄は、履歴書や選考全体で見たら、そこまで大切な項目ではありません。それよりは、就活の軸や志望動機などを作り込む方が、よっぽど大切です。
ですが、書き方や表現方法を間違えると、悪印象を与えかねないので、全く意識しなくても良いわけではありません。
この記事やエージェントを利用して、スムーズに書き終えて、本来注力すべきところに力を注げるようにしましょう。