合説は参加すべき?メリットやデメリット・参加する際の注意点を解説

合説

就活を意識し始めた人の中には、「合説」について知りたい人も多いでしょう。

この記事では、合説とは何か、参加するメリット・デメリット、参加方法やしておくべき準備などについて、詳しく解説します。

ぜひチェックしてみてください。

合説とは?

合説とは、「合同説明会」の略で、1つの会場に複数の企業が集まって、説明会を行うイベントのことです

1日のイベントで、複数の企業について知ることができるので、企業情報を効率的に集めることができます。

マイナビやリクナビなどの大手就活サービスが運営しており、毎年200社近くの企業が参加します

合説には行くべき?メリット・デメリット

就活を始めたばかりで、右も左も分からないという人は、まず合説に参加してみると良いでしょう。

就活生なら、ほとんど参加していますし、「まずは合説から」という考え方も定着しています。

合説に参加するメリット・デメリットは、次の通りです。

  • メリット:いろいろな企業を効率的に見ることができる
  • デメリット①:1つの企業の説明時間は短い
  • デメリット②:就活生ならほとんど参加している

メリット:いろいろな企業を効率的に見ることができる

合説の最大のメリットは、「いろいろな企業を効率的に見ることができる」ところです。

マイナビが2019年11月に開催した合説では、173社もの会社が参加しており、2020年10月に開催された合説には、120社が参加しています。

1日のイベントで、100社以上の企業情報について知ることができるので、効率の良い情報収集方法だと言えます。

「まずは知っている企業について知りたい」「就活生ならみんな参加するし、とりあえず参加しておくか」という人は、ぜひ参加してみてください。

デメリット①:1つの企業の説明時間は短い

合説のデメリットとしては、「1つの企業の説明時間が短い」というのが挙げられます。

1日の中で、100社以上の企業が参加するので、1社あたりの情報は薄くなってしまいます

もちろん、合説で気になった企業は、個別で説明会に参加するのが一般的なので、合説で詳しい説明は求めないという人が多いです。

デメリット②:就活生ならほとんど参加している

合説のデメリットとしては、「就活生ならほとんど参加している」というのも挙げられます。

「就活せなら、参加すべき」という見方もできますが、「誰でも参加しているので、差がつけられない」ということでもあります

例えば面接で、「合説での説明会を聞いて、興味を持ちました」と話した時の、インパクトがかなり薄れるということです。

もちろん、合説から就活を始める人も多いので、合説から各企業について、深く知るようにしていけば問題ありません。

オンラインの場合は行かなくても良い

コロナウイルスの影響で、オンラインで合説を開催するところも多いですが、その場合はますます1社あたりの時間が短くなるので、参加しなくても良いと思っています。

もちろん、本当に広く浅く、さまざまな企業について知りたい場合は、参加しても良いですが、個人的には、名前だけでも気になる企業があれば、個別の説明会に参加する方がおすすめです。

マイナビ・リクナビ経由で簡単に応募でき、マイページを発行できるので、説明会開催の連絡が来たら、予約すれば簡単に参加できます。

1時間程度の説明会であることが多いので、そこまでコストになりません。

合説に行くときの準備は?

ここでは、合説に行くときの準備について詳しくご紹介します。オンライン開催の場合は、メモ用紙くらいで、特に用意するものはありません。

合説の持ち物は?

  • 就活用のかばん(必須)
  • メモ帳・ノート、スケジュール帳(必須)
  • 筆記用具(必須)
  • クリアファイル(必須)
  • ハンカチ・ティッシュ(必須)
  • クリップボード
  • 履歴書
  • 学生証
  • 腕時計
  • 折りたたみ傘
  • 常備薬

これらの持ち物を持っていけば、完璧です。

合説は一般的に、企業側からの説明がメインですが、質疑応答の時間を設けているケースもあります。その場合に、メモ帳やノートなどが必要になり、非常に便利です。

また、イベントや企業によっては、そのまま選考に進むことができるケースもあり、その場合に履歴書が必要になります。

一般的な履歴書で問題ないですが、写真付きの履歴書の提出を求められることが多いので、用意する場合は、写真付きの履歴書を用意するようにしましょう

合説のときの服装は?私服でもOK?

特段の指示がない場合は、スーツで行くのが一般的です

「私服でお越しください」という指示がある場合でも、不安があるからか、スーツで参加する就活生が非常に多いので、スーツで行っておけば、まず問題ありません。

スーツを着ていく場合は、いわゆる”リクルートスーツ”が無難で、「黒」や「濃紺」などの落ち着いた色のスーツを着ていきましょう。

女性は、スカートでもパンツでもどちらでも大丈夫ですが、派手な感じにならないようにすることがポイントです。

また、「私服でお越しください」などの指示がある場合は、私服で行っても問題ありません

もちろん、華美な格好は好ましくありませんが、大人っぽく、落ち着きがある格好であれば、全く問題ありません。

イベントによっては、「移動やグループワークがあるため、動きやすい格好をしてほしい」「就活生にリラックスしてほしい」などの意図があって、私服での参加を指示する企業があります。

合説のときの髪型は?

男性は、全体的に長過ぎない髪型で、前髪が眉にかからない髪型にしましょう。明るい印象を与えることが大切で、額を出すなどもおすすめです。

女性は、長い髪の毛の場合は、1つに縛るなどして、さっぱりした、清潔感のある印象を与えるようにしましょう

どちらも、相手に清潔感・明るい印象を与えることが大切です。顔が前髪などで隠れていて、表情が見えづらいと、印象も悪くなってしまいます。

必ず鏡で見た目を確認してから、合説に臨むようにしましょう。

合説への参加方法は?

合説への参加方法ですが、マイナビやリクナビなどのサービスから、入場予約をするのが一般的です

マイナビやリクナビと言った、主要なサービス以外にも、MeetsCompanyなど合説を開催しているサービスは存在します。

マイナビやリクナビは大手企業が多く、ベンチャーかつ優良企業は、MeetsCompanyなどの、ややニッチなイベントに参加する印象です。

合説に参加して就活を気持ちよくスタートさせよう

ここまで、合説の特徴や、メリット・デメリット、参加する際の注意点や参加方法などについて、詳しく解説してきました。

合説は、就活をスタートさせる良いイベントでもあります。合説中に就活仲間を作ることも可能なので、ぜひ一度は参加してみてください。