1次面接の逆質問では何を聞けば良い?実際の例やポイントを解説

1次面接 逆質問

新卒の面接には、必ず「逆質問」という時間があります。

しかし、適当に応募していたり、そこまで興味がないのに応募することもあるため、「逆質問なんかない…」ということも往々にしてあるでしょう。

私も就活中、面接で「逆質問なんかない」という瞬間はたくさんありました。

ここでは、そんな私がしてきた逆質問や、逆質問のポイントについてご紹介します。

逆質問に関する大まかな考え方は、以下の記事で詳しくまとめているので、まずはこちらからチェックしてみてください。

面接 逆質問 面接の逆質問ではどのようなことを聞けば良い?意図や質問などを解説

1次面接でおすすめの逆質問

まずは、私が実際に1次面接で行っていた逆質問について、ご紹介します。

  1. 御社の社風はどんな感じですか?/どんなタイプの人が多いですか?
  2. 活躍されている人の特徴はありますか?
  3. 新卒として入社した後の、配属先はどのように決定されますか?
  4. どういう思いで入社される人が多いんですか?
  5. ◯◯さん(面接官)は、どのような人に入社してほしいと思っていますか?
  6. ◯◯さん(面接官)は、どんな人が御社に合っていると思いますか?
  7. ◯◯さん(面接官)が思う、御社の良いところ・悪いところは何ですか?
  8. ◯◯さん(面接官)はなぜ、その会社に入社されたんですか?
  9. ◯◯さん(面接官)はなぜ、この業界を選ばれたんですか?
  10. ◯◯さん(面接官)はなぜ、転職されて、この会社に入社されたんですか?

ざっとこのような感じです。どれも基本的な質問ばかりで、正直どの就活生でも質問する項目です

少し変わった質問としては、以下のようなものがあります。

  • 御社の中に、私のようなタイプの方はいらっしゃいますか?
  • 面接を通して、私に足りないところや、改善点などはありますか?

「私のようなタイプはいますか?」と言うことで、”私”が強調されますし、否が応でも「私」と「現社員」を比較することになるので、面接官の印象に残すことができます。

また、「私に足りないところや、改善点などはありますか?」と質問することで、謙虚な姿勢を示すことができ、その点でも好印象を与えることができます。

実際に1次面接でこういった質問をしたこともありましたが、印象には残るなと思いました

ただ、変に奇をてらったことをして、悪印象を持たれるのが怖かったので、そこまで多用していません。

1次面接の逆質問ではどういうことを聞けば良い?

1次面接では、「コミュニケーションが取れるか」「大まかに、会社に合っていそうか」などを見られています。

なので、そこまで突っ込んだ質問をしなくても、突破できることが多いです

また、1次面接では人事が面接をすることが多く、現場の人や部長クラスの人が出てくることは少ないです。

「人事制度」や「会社に関すること」を質問して、素直に「この会社ってどんな会社なんだろう?」と思うことを質問すれば問題ありません

1次面接の逆質問ではいくつ聞くべき?

特に制限はありませんが、1時間の面接なら、最後の10分程度で逆質問を行うことが多いです大体、3〜4個ほど質問できると考えたほうが良いでしょう

ただ、企業によっては、最初の30分を通常の面接、残りの30分を逆質問の時間にする場合もあるので、きちんと用意しておくことが大切です。

企業としても、ミスマッチングだけは避けたいところなので、就活生にたくさんの質問時間を設けてあげて、お互いの齟齬をなくそうとしてきます。

1次面接の逆質問時間をマスターして突破しよう

ここまで、1次面接の逆質問について、詳しく解説してきました。

1次面接は、最初の面接とは言え、突破できなければ、次の面接の機会はありません

そして、逆質問を考えるためには、事前準備(会社について調べたり、担当者について調べたり)が必要なので、なかなか思いつかない・用意できないこともあると思います。

しかし、だからこそ、他の就活生と差が付きます企業側はその”逆質問で判断する”こともあるので、志望度が高い企業ほど、逆質問は入念に考えましょう

内定を獲得する就活生の中には、

  • 「御社の◯◯が弱点だと思っており、こういった施策を行っていく必要があると思うのですが、いかがでしょうか?」
  • 「御社は◯◯と言ったビジネスモデルだと思うのですが、△△のようにしていけば、さらなる収益が期待できると思うのですが、いかがでしょうか?」

など、経営層のレイヤーでないと、語れないことについて用意してくると聞きます。

私の友人に、学生時代に起業した経験を持つ人がいるのですが、ビジネスの方向性について質問をした結果、社員の人と大げんかになってしまったと言っていました。

考えている人は考えているし、内定を取る就活生は、取るべくして取っています。みなさんもぜひ、入念に準備をして、逆質問を準備しましょう。