就活の選考には、必ず書類選考がありますが、そこに「自己アピール・自己PR」を書かなければいけないところがあります。
ですが、どのようにまとめれば良いか、どんなところに気をつければ良いか、分からない人も多いと思います。
この記事では、複数内定をもらった私が、自己アピール文の作り方について、詳しく解説します。
ぜひチェックして、実際に作ってみてください。
目次
自己アピール文には何を書けば良い?
自己アピール文は、ガクチカと混同しがちですが、ケース・バイ・ケースなところがあります。
例えば、履歴書で書類選考が行われる場合、自己アピール・自己PR欄には、ガクチカを書くのがおすすめです。
自己PRは「自分の売り」のことなので、「私はこんなことを学生時代にやりました!」というのも、筋としては間違っていません。
ただ、企業によっては、特定のフォームに記入する場合もあり、自己アピールとガクチカの両方を書かなければいけないことがあります。
その時は、自己アピール欄には「自分の能力」について書くことをおすすめします。コミュニケーション能力や、協調性、冷静に物事を判断できる力などをまとめてあげましょう。
自己アピール文の例文
まずは、自己アピール文の例文をご紹介します。ここでは、自分の能力を「コミュニケーション能力」とします。
私には、コミュニケーション能力があります。その能力が最も発揮された場面は、大学時代に行ったボランティア活動です。
大学1年生から3年生の間、ボランティア団体に所属し、スポーツイベントを開催して、そこで上がった収益を地雷除去費に充てるという活動をしました。
その団体には、いろいろな大学の学生が参加しており、ほとんどが初めて会う学生でした。参加したのが大学1年生ということもあり、イベント開催の経験もなく、スムーズに準備を進めることができませんでした。イベント開催までの時間も迫り、無事開催できるか危うい状況にまでなってしまいました。
最もネックになっていたのは、イベントへの集客だったのですが、チームメンバーで力を合わせることが必要だと感じました。そこで、私はチームメンバーに積極的に声をかけて、励まし合ったり、空いている日や時間を使って、一緒に声掛けを行ったりしました。
そうやって、チームメンバーと一致団結して取り組んだ結果、当初200人集める必要があったのですが、300人近くの人を集客することができました。こういったことから、私はコミュニケーション能力があると思い、仕事をする中でも活かせると考えています。
自己アピール文の具体的な作り方
自己アピール文は、大きく次の要素で成り立っています。
- 端的にどんな強みがあるか
- その強みが発揮されたエピソード
端的にどんな強みがあるかをまとめる
自己アピール文を作る際には、まず「端的にどんな強みがあるか」をまとめます。
例えば、
- 「私には、コミュニケーション能力があります。」
- 「私には、協調性があります。」
などです。
就活では、「結論ファースト」で物事をまとめることを常に意識しましょう。
その強みが発揮されたエピソードをまとめる
次に、その強み・能力が最も発揮されたエピソードについて、詳しくまとめます。
エピソードと一緒に語る理由としては、実際に起きたエピソードがあると、より「この学生は、本当にその力があるのだな」と面接官も理解できるからです。
エピソードを構成する要素は、次の通りです。
- 活動の概要
- 起きた問題や発揮した場面
- 具体的にどんなことをしたのか
- 結果、どうなったのか
まずは、「活動の概要」について書きます。
その発揮されたエピソードの場面が容易に想像できるように、「どのくらいの期間、どんなことをしたのか?」というのを端的にまとめます。
ここは”概要”なので、抽象的すぎてもダメですし、詳しすぎてもダメです。
大学1年生から3年生の間、ボランティア団体に所属し、スポーツイベントを開催して、そこで上がった収益を地雷除去費に充てるという活動をしました。
次に、「起きた問題や発揮した場面」について書きます。
その団体には、いろいろな大学の学生が参加しており、ほとんどが初めて会う学生でした。参加したのが大学1年生ということもあり、イベント開催の経験もなく、準備をスムーズに進めることができませんでした。イベント開催までの時間もなく、無事開催できるか危うい状況にまでなってしまいました。
次に、「具体的にどんなことをしたのか」について書きます。
最もネックになっていたのは、イベントへの集客だったのですが、チームメンバーで力を合わせることが必要だと感じました。そこで、私はチームメンバーに積極的に声をかけて、励まし合ったり、空いている日や時間を使って、一緒に声掛けを行ったりしました。
ここでは、「細かい数字」も出してあげると、より良いです。
例えば、
- イベントへの集客には何人必要で、何人足りなかったのか?
- 何人に、どのような方法で声をかけたのか?
- 空いている日や時間はどれくらいで、どのくらいの人数で活動したのか?
などを具体的に入れてあげると、非常に良いです。
最後に、「その結果、どうなったのか」について書きます。
そうやって、チームメンバーと一致団結して取り組んだ結果、当初200人集める必要があったのですが、300人近くの人を集客することができました。こういったことから、私はコミュニケーション能力があると思い、仕事をする中でも活かせると考えています。
最後は、「こういったエピソードで発揮できた能力は、仕事でも活かせると思う」という意志を加えてあげると、より好印象になります。
自己アピールは面接でどう話す?
面接で自己アピールが求められる場面は、最初の「自己紹介と自己アピールをお願いします」くらいです。
大体、1分ほどでまとめ上げる必要があるので、上記でまとめた自己アピール文を、そのまま読み上げるわけにはいきません。
自己紹介を含め、1分程度でまとめられるように、工夫しましょう。
学長
自己アピール文の作成に困ったらエージェントを活用しよう
自己アピール文の作成に困ったら、就職エージェントを使うのが手っ取り早いです。
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学長
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学長
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学長
自己アピール文を完成させてスムーズに選考を突破しよう
ここまで、自己アピール文の作り方や、実際の例文などについて、詳しく解説してきました。
自己アピール文を作るにあたって、そもそも自分のアピールできる部分が分からなかったり、どうやって表現すれば良いのか分からなかったりすることが多いと思います。
そんなときは、迷わずにエージェントを活用しましょう。
私が一生懸命考えて作った自己アピール文では、書類選考は通らず、エージェントにサポートしてもらいながら作った文だと、スムーズに突破していきました。
エージェントなら、「その企業なら、どんなことを書けば刺さるのか」ということも理解しているので、より突破率は上がります。ぜひ活用してみてください。