就活生の中には、OB・OGサービスの「ビズリーチ・キャンパス」の利用を考えている人もいるでしょう。
私は、たくさんのOB・OG訪問サービスを実際に利用しましたが、ビズリーチ・キャンパスが最も良かったと感じています。
しかし、ビズリーチ・キャンパスだけを利用して、内定を勝ち取ることは難しいです。
この記事では、実際に利用して感じたメリットや、ビズリーチ・キャンパスの特徴に加えて、内定を勝ち取るための賢い活用法についても詳しく解説します。
また、「そもそもOB・OG訪問はすべきなの?」と思っている方は、以下の記事を参照してください。

- ビズリーチ・キャンパスは、同じ大学を出ていて、一流・有名企業に勤めているOB・OGに話を聞くことができる
- アプリ内にビデオ通話機能があるので、オンラインでOB・OG訪問が行える
- ただ、同じ大学を卒業しているOB・OGが少なければ利用できないので、利用できる大学が限られる
- また、ビズリーチ・キャンパスはOB・OG訪問サービスなので、内定獲得は期待できない
- 内定獲得を狙うなら、ビズリーチ・キャンパスと合わせて、他の就活サービスも利用する必要がある
目次
ビズリーチ・キャンパスとは?
サービス名 | ビズリーチ・キャンパス |
---|---|
利用可能な大学 | 青山学院大学、大阪大学、大阪市立大学、大阪府立大学、学習院大学、関西大学、関西学院大学、九州大学、九州工業大学、京都大学、慶應義塾大学、神戸大学、国際教養大学、国際基督教大学、滋賀大学、首都大学東京、上智大学、千葉大学、中央大学、筑波大学、東京大学、東京外国語大学、東京工業大学、東京理科大学、同志社大学、東北大学、名古屋大学、名古屋工業大学、一橋大学、広島大学、法政大学、北海道大学、明治大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立教大学、立命館大学、立命館アジア太平洋大学、早稲田大学 |
登録者数 | 大学生・大学院生:約51,000名(2019年9月現在) OB/OG:約27,000名(2019年9月現在) |
サービス開始日 | 2016年10月12日 |
利用料金 | 学生は完全無料 |
ビズリーチ・キャンパスは、株式会社ビズリーチが運営する、学生向けOB/OG訪問ネットワークサービスです。
OB・OG訪問サービスの中では、業界トップレベルで、本気で相談したい就活生におすすめです。
ビズリーチ・キャンパスの特徴
ビズリーチ・キャンパスの特徴は、次のとおりです。
OB・OGサービスの中では利用者数が業界トップレベル
ビズリーチ・キャンパスは、OB・OG訪問サービスの中でも、代表例として挙げられるサービスです。
2019年9月時点で、39大学で利用ができ、学生は約51,000人、OB・OGは約27,000人登録しています。
また、ビズリーチは人材紹介としての知名度も高く、違うサービスだったとしても認知度はあるため、利用者が多いことが考えられます。
OB・OG訪問をしようと思ったら、ビズリーチ・キャンパスを利用して間違いないでしょう。
オンラインでOB・OG訪問ができる
ビズリーチ・キャンパスは、オンラインでOB・OG訪問をすることができます。
アプリ内でメッセージのやり取りができ、ビデオ通話ができる機能もあるため、ビズリーチ・キャンパスのアプリだけでOB・OG訪問をすることができます。
ただ、Web版ではビデオ通話することができないので、スマホを使っての通話になります。
企業公認のOB・OGと話ができる
ビズリーチ・キャンパスのOB・OGには、企業公認の人が多く在籍しています。
会社の方から「OB・OGとして学生の相談に乗ってくれ」と言われているので、専門に対応できる人が非常に多いです。
また、企業公認以外にも、個人的にOB・OGとして相談に乗っているという人もいます。
企業公認の場合は、OB・OGのプロフィールの左上に「企業公認」と表示されているので、アプローチする前に確認してみてください。
人材紹介大手のビズリーチが運営しているので安心
ビズリーチ・キャンパスは、人材紹介大手の株式会社ビズリーチが運営しています。
ビズリーチの2019年の売上高は、約214億円にまで上り、全体の総資産は約98億円にまで上ります。従業員数も、1,000人を超えており、非常に安心できる企業が運営しているといえるでしょう。
「ビズリーチ」という人材紹介以外にも、20代向けの転職サイト「キャリトレ」や人財活用プラットフォームの「ハーモス」といった事業も展開しています。
どのサービスを利用しようか迷っている人は、まずは業界大手のビズリーチ・キャンパスを利用してみましょう。
ビズリーチ・キャンパスのメリットとデメリット
私が実際に利用して感じた、ビズリーチ・キャンパスのメリットとデメリットは、以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
同じ大学を卒業した優秀な社会人の方に話を伺える | 登録できない大学もある |
OB・OGの方の対応が早い | 同じ大学の人のみになるので話を聞きたい企業の人が少ない場合がある |
アプリ内でビデオ通話できる | – |
企業からスカウトが来る | – |
ビズリーチ・キャンパスのメリット
ビズリーチ・キャンパスを実際に利用して、いくつかのメリットを感じました。
同じ大学を卒業した優秀な社会人の方に話を伺える
まず、ビズリーチ・キャンパスを実際に利用して感じたメリットは「同じ大学を卒業した優秀な社会人の方に話を伺える」という点です。
ビズリーチ・キャンパスは、利用するときに「大学」を登録しますが、その後は、大学専用のページを利用する流れになります。
そこに載っているOB・OGの方は、全員同じ大学を卒業しています。そして、有名なコンサルティング会社や銀行・証券会社などに勤めている方が多く、優秀な方が多いです。
私の大学では、
- アビームコンサルティング株式会社
- 株式会社みずほフィナンシャルグループ
- ソフトバンク株式会社
- 富士通株式会社
などの一流企業に勤めている人、勤めていたことのある人が揃っていました。
OB・OGの方には、勤めている企業や業界のことについてはもちろん、自分の将来のことやキャリアプラン、就活のやり方など、就職活動全般に関することを相談できます。
そして、相談した人とは、1回相談した後も、メッセージやビデオ通話などで何回でもやり取りをすることができます。
一流企業に入社するためにどんなことをしたのか、どういった企業なのかなどについて、じっくり話を聞きたい人は、ぜひ聞いてみてください。
OB・OGの方の対応が早い
私はビズリーチ・キャンパス以外にも、OB・OG訪問サービスを利用していましたが、ビズリーチ・キャンパスを利用しているOB・OGの方は、対応が非常に早いと感じました。
もちろん、「全員が全員とも早かった」「他のアプリでは遅かった」というわけではありませんが、全体的にはビズリーチ・キャンパスを利用しているOB・OGの方は、アクティブな人が多い印象です。
企業公認のOB・OGが多いというのも、関係しているのでしょう。
やはり、相談事は「相談したい!」と思ったときに相談するのが一番ですが、ビズリーチ・キャンパスでは比較的それが叶います。
連絡をして、その日に面談をした方もいたので、すぐに相談したいという就活生にもおすすめできるサービスでしょう。
アプリ内でビデオ通話できる
ビズリーチ・キャンパスの特徴の一つでもありますが、アプリ内でビデオ通話することができるのはかなり良いと感じました。
コロナウイルスの影響を受け、実際に会うことを禁止しているOB・OG訪問サービスは多いですが、ビズリーチ・キャンパスは「オンラインでのOB・OG訪問」を主なサービスとしています。
自粛期間でなくても、オンラインOB・OG訪問を行うことができ、地方に住んでいる方やあまり時間が取れない方には、非常に良いと思います。
オンラインでのOB・OG訪問をしたい人は、ビズリーチ・キャンパスを利用すると良いでしょう。
企業からスカウトが来る
ビズリーチ・キャンパスを利用していて、いろいろな企業からスカウトが来るのも非常に良いと思いました。
私の場合、利用し始めて1ヶ月で数十件ほどスカウトが届きました。全学生に送っているような内容のスカウトもありましたが、きちんとプロフィールを読んで、スカウトしているものもありました。
会社説明会の案内や座談会、インターンシップ選考への招待スカウトなど、いろいろなスカウトが届きました。
インターンシップのスカウトだと、1次選考なしの案内や、ビズリーチ・キャンパス限定のものもあり、利用する価値があるなと感じました。
スカウトというと、聞いたこともないような企業から届くイメージがあるかと思いますが、そんなことはありません。
有名企業からのスカウトも届くので、OB・OG訪問をするついでに受け取っておくと良いでしょう。
ビズリーチ・キャンパスのデメリット
ここでは、実際に利用して感じたデメリットをご紹介します。
登録できない大学もある
ビズリーチ・キャンパスは、次の大学に在籍している人は利用することができます。
- 青山学院大学、大阪大学、大阪市立大学、大阪府立大学、学習院大学、関西大学、関西学院大学、九州大学、九州工業大学、京都大学、慶應義塾大学、神戸大学、国際教養大学、国際基督教大学、滋賀大学、首都大学東京、上智大学、千葉大学、中央大学、筑波大学、東京大学、東京外国語大学、東京工業大学、東京理科大学、同志社大学、東北大学、名古屋大学、名古屋工業大学、一橋大学、広島大学、法政大学、北海道大学、明治大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立教大学、立命館大学、立命館アジア太平洋大学、早稲田大学
逆に言うと、上記以外の大学に通っている人は利用することができません。
大学を軸にしたOB・OG訪問サービスなので、ある程度の人数のOB・OGがいる大学でないと、利用することができないのです。
また、大学のレベルもある程度高いことが伺えます。ある意味で、限られた就活生のみが利用できるサービスだとも言えます。
もちろん、ビズリーチ・キャンパス以外にも、おすすめのOB・OG訪問サービスは存在します。記事の最後に紹介しているので、ぜひそちらを利用してみてください。
同じ大学の人のみになるので話を聞きたい企業の人が少ない場合がある
ビズリーチ・キャンパスの最大の特徴でもある「同じ大学のOB・OGに話を聞ける」という点ですが、裏を返せば、同じ大学以外のOB・OGの方には話を聞くことができません。
「◯◯という業界で働いている人に話を聞きたい」「△△という企業で働いている人に話を聞きたい」と、思ったとき、その条件に叶う人がいない場合があります。
「同じ大学出身の人」という枠の中で、話したい人を探さなければいけないため、いろいろな業界や企業に勤めている人に話を聞きたいという場合は、物足りません。
結局、私もビズリーチ・キャンパス以外のサービスも利用しながら、情報収集を行っていました。
たくさんの人に話を聞きたい、特定の企業に勤める人に話を聞きたい場合は、ビズリーチ・キャンパス以外のOB・OG訪問サービスも利用すると良いでしょう。
ビズリーチ・キャンパスの利用がおすすめな人
ビズリーチ・キャンパスは、次のような人におすすめです。
- 将来について真剣に悩んでいる就活生
- MARCH以上の就活生
将来について真剣に悩んでいる就活生
真剣に将来について悩んでいる就活生には、非常におすすめです。
ビズリーチ・キャンパスを利用しているOB・OGの方は、非常に丁寧に、そして真剣に話を聞いてくれます。
私が利用した中には、「キャリアアドバイザー」や「キャリアコンサルタントの資格を持っている」という人もいたので、OB・OG訪問と言っておきながら、ガチガチのキャリア相談ができます。
- 将来、◯◯といったことがしたいんだけど、どんな業界や企業に行ったら良いかな?
- この企業、すごく気になるけど、どんな感じなんだろう?働いている人の雰囲気はどうなんだろう?
- エントリーシートやWebテストが心配なんだけど、どうしたら良いんだろう?
などと、疑問に思っている就活生は、ぜひ話を聞いてみると良いでしょう。
Q. 漠然と将来に不安がある就活生も利用できる?
結論から言うと、もちろん利用することはできます。ただ、社会人の方も暇ではないので、「とりあえず話を聞きたい」という就活生の相手はしきれないというのが現実です。
人によっては、事前に質問事項を送ることを求めてくる人もいますし、「自分が何に悩んでいるのか分からない人は相手にしたくない」という人もいます。
「とにかく将来が不安で、就職できるか不安」「『OB・OG訪問』って名前は聞くからやってみたい」という人は、「就活全般に関するお話も聞きます」などが記載されているプロフィールの社会人に声をかけてみましょう。
学長
MARCH以上の就活生
ビズリーチ・キャンパスは、MARCH以上の就活生に非常におすすめです。
業界トップレベルの利用者ですし、限られた大学のみが利用できます。働いたことがある企業も、一流企業ばかりが並んでいるので、非常に価値の高い話をすることができます。
ざっくり、MARCH以上であれば、利用することができるので、MARCH以上の大学に在籍している人は、必ず利用してみてください。
ビズリーチ・キャンパスを利用できる大学は限られている!?利用者の評判まとめ
ここでは、ビズリーチ・キャンパスを実際に利用した人の評判についてご紹介します。
私の口コミや利用した感想は、メリットやデメリット等でまとめているので、ここでは他に利用した人の口コミを参考にしてみてください。
ビズリーチ・キャンパスの良い評判
ビズリーチキャンパスでガクチカ添削してくれるの、めちゃめちゃありがたいな#22卒#就活生とつながりたい
— かつじ (@heiwananichizy1) May 19, 2020
ビズリーチキャンパスでガクチカ添削してもらえるの知らなかった🥺🥺登録できる大学限られていますが、OBOG訪問などもあってすごく便利なので登録できる方は是非!!!
— 🐰おかゆ@22卒🐰 (@cham_pom_pom) May 1, 2020
ビズリーチ・キャンパスを実際に利用した人の良い評判には、OB・OG訪問はもちろん、ガクチカなどのエントリーシート添削をしてくれるのがありがたいというものがありました。
これは正直、OB・OGの方によると思います。おそらく、ほとんどの人がES添削や面接対策を行ってくれますが、限られた時間の中で行うため、きちんとお願いする必要があります。
いろいろな人に添削をしてもらうと、視点も増えるので、かなりおすすめです。
ビズリーチ・キャンパスの悪い評判
ビズリーチキャンパスに大学名ないけど?☺️
学歴〜〜(^-^)/— luna🌛 22卒 (@lune____03) June 20, 2020
OG・OB訪問とかした事ないからビズリーチキャンパス登録しようと思ったら大学名なくて泣いてる、、、MARCH以上しかない、、Fランはお呼びでないと、、、ぴえんすぎる、、
— らこ@22卒 (@_____mu_w) May 28, 2020
ビズリーチ・キャンパスの悪い評判は、「自分の大学では利用できない」というものがほとんどでした。
確かに、MARCH以上の限られた大学のみでした利用できませんが、ビズリーチ・キャンパスしかないわけではありません。
私は、ビズリーチ・キャンパスを利用していましたが、ぶっちゃけ同じ大学を卒業しているなんてどうでも良かったですし、逆に会社や経歴が狭まることのほうが嫌でした。
HelloVisitsやMatcherでは、大学に関係なく社会人の方に話を聞くことができます。ビズリーチ・キャンパスが利用できなかった人は、ぜひ他のサービスを活用してみてください。
本気でOB・OG訪問をしたい人におすすめの「HelloVisits」
HelloVisitsは、ビズリーチ・キャンパスと並ぶ、OB・OG訪問の代表的なサービスです。
ビズリーチ・キャンパスで訪問したOBの方が言っていましたが、少し前までは、会社はHelloVisitsを利用して、OB・OG訪問を行っているところも多かったようです。
HelloVisitsは、相談に乗れるOB・OGの方が、とにかく詳しいプロフィールを載せているのが特徴的です。
どんな学生生活だったのか、どんな思いで入社したのか、どんな仕事をして、どんなビジョンを描いているのかなど、その人について詳しく知ることができます。
つまり、OB・OG訪問にかける思いが別次元なのです。「絶対にこの人に話を聞きたい!」と、本気でOB・OG訪問をしたい人が利用するサービスなのかな、と個人的に思っています。
私は、HelloVisitsほど本気で利用したくなかったので、ビズリーチ・キャンパスを利用していましたが、人によってはHelloVisitsが合う人もいるでしょう。
ぜひ、HelloVisitsも合わせて利用してみてください。
気軽に話を聞ける「Matcher」
Matcherは、ビズリーチ・キャンパスやHelloVisitsとは変わって、「非常に気軽にOB・OG訪問ができるサービス」です。
Matcherの最大の特徴は、「就活相談に乗るので、代わりに◯◯してください」といった、Give & Takeのシステムです。
特に報酬を気にしない人もいれば、「◯◯の企画に対する意見をください」や「一緒に山に登りましょう」といったユニークなお願いをする人もいます。
起業をしている人 、フリーランスの人、就活終わって間もない人など、いろいろな経歴を持った人が利用しているので、利用していて非常に楽しいです。
私が相談に乗ってもらった人は、もう独立をされている方でしたが、非常にフランクで気さくな方でした。最後には、「いろんな情報共有したいから、LINE教えてくれる?」と連絡先も交換しました。
良いか悪いかは分かりませんが、リアルな「学生と社会人との出会い」だと思いました。
Matcherとは関係ありませんが、OB・OG訪問を通じて、嫌な思いをした学生もいます。
女性の就活生が、就活相談に乗るという体で、わいせつな行為をされてしまったようです。
コロナウイルスの影響で、ビデオ面談が当たり前ですが、ある程度落ち着いたら、実際に会うようになるケースも多くなるでしょう。
特に女性の方は、電話面談で相談したり、連絡先は教えないなどの最低限のライン引きはするようにしましょう。
ビズリーチ・キャンパスの具体的な使い方とポイント
ここでは、ビズリーチ・キャンパスの具体的な使い方をご紹介します。
① ビズリーチ・キャンパスに登録する
まずは、ビズリーチ・キャンパスに登録します。Webからも、アプリからも登録できます。
登録の流れは、次の通りです。
- 「学生」か「OB/OG・内定者」かを選択する
- 自分が通っている大学を選ぶ
- 学校からもらったメールアドレスで在学中であることを証明する
- 利用開始
利用開始まで、5分もかかりません。
② プロフィールを入力する
ビズリーチ・キャンパスを利用できるようになったら、プロフィールを入力します。
話を聞きたいOB・OGの方を探すときに経歴やプロフィールを見るように、OB・OGの方も学生のプロフィールを見ます。
どんなことを考え、どんな悩みがあるのかを事前に把握したいと思っているので、プロフィールは必ず入力するようにしましょう。
ポイント:プロフィールは充実させておく
ビズリーチ・キャンパスに限った話ではありませんが、就活系のサービスでは特に、プロフィールは細かく入力するのが大切です。
- 学生時代頑張ったこと
- インターン・留学経験
- 自己PR
- 将来やりたいこと・キャリアプラン
- 就活に関して悩んでいること
など、そのプロフィールを読んだだけで、自分のことについてある程度理解できるように作り込むことが大切です。
OB・OG訪問サービスでは、そのプロフィールを読んで「相談に乗るかどうか」を決めています。
スカウトサービスやSNS系サービスでも、そのプロフィールを元に、新しい提案や話が来ることがあるので、作り込んでおいて損はありません。
ちなみに、私は2,000〜3,000字程度のプロフィールをまとめていました。
内容がないものを無理に伸ばすのは良くないですが、就活に対して考えていること、相談したいことなどについては最低限まとめておくようにしましょう。
③ 気になる人を見つけて「話を聞きたい」を送信する
プロフィールまで書き終わったら、話を聞きたいOB・OGの方を探します。
- フリーワード(企業名等)
- 職種
- 業種
で、社会人の方を検索できるので、検索してみましょう。
気になるOB・OGの方を見つけたら、「話を聞きたい」というのを送ります。出会い系アプリでいう、「いいね」のようなものです。
ポイント:「話を聞きたい」を送るときのメッセージも工夫する
OB・OGの方にアピールするとき、メッセージを添えてアピールしなければいけない場合があります。
そこに出てくる例文にならって、まとめれば良いですが、より「相談に乗りたい」と思ってもらえるようなメッセージにするのが大切です。
はじめまして。プロフィールを拝見し、コンサルの仕事内容や業界・企業情報、コンサルとしてのキャリアプランについて伺いたいと思い、訪問を依頼させていただきました。キャリアプラン・人生相談にも乗っていただけたら幸いです。よろしくお願いいたします。
このように、
- どんなことを聞きたくて訪問したのか
- どんな相談に乗ってほしいのか
などを簡潔にまとめてあげると、訪問OK率が高まります。
そもそもビズリーチ・キャンパスの訪問OK率は非常に高いですが、より高めることができます。その人が「答えられそうだな」と感じるようなメッセージを送りましょう。
④ 「訪問OK」になったら、メッセージを送って日程調整する
「話を聞きたい」と送ったOB・OGの方が、「訪問OK(承認)」してくれると、メッセージを送れるようになります。
訪問OKしてくれたら、まずは挨拶と感謝の言葉を述べて、面談の日程調整に入ります。
◯◯大学◯◯学部3年の(自分の名前)です。〜についてご相談したく、訪問を依頼させていただきました。オンラインでのビデオ面談を希望なのですが、お時間を頂戴することはできますでしょうか?もしよろしければ、(相手の方の名前)さんのご都合の良い日程をいくつかご提示いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
このようなメッセージを送っておくと良いでしょう。
ポイント:事前に聞きたいことは送っておく
OB・OGの方の中には、何も言わない人もいますが、事前に質問事項は送っておくのがマナーです。
面談時間は、基本的に1時間程度が基本です。その中で、自分を知ってもらい、聞きたいことを聞くのは、非常に大変です。
- まず自分は就活や就職に対して、どんな風に考えているのか
- どんな質問をしたいのか
- その質問は、どういった意図で、なぜ質問したいのか
上記のことを、事前にまとめて送ってあげると有意義な時間を過ごすことができます。
OB・OGの中には、「事前に共有してくれ」と言ってくれる人もいますが、この記事を読んだ人は、言われなくても必ず共有するようにしてください。
⑤ OB・OG訪問を行う
日程調整を行うことができたら、当日、遅れないようにして、OB・OG訪問を行います。
会議のように進めていく人もいれば、フランクに雑談のように進めていく人もいるので、そこは臨機応変に対応すると良いでしょう。
訪問が終わったら、必ずお礼のメッセージを送り、評価をします。
ここまで終了して、OB・OG訪問は終了です。
ビズリーチ・キャンパスの賢い活用法
ビズリーチ・キャンパスの最大の特徴は、自分と同じ大学を卒業していて、有名・一流企業に勤めているOB・OGに話を聞くことができる点です。
つまり、「就活に関する情報を収集するツール」として、非常に有効ということです。就活自体を始めたばかりで、情報がほとんどない人におすすめのツールです。
- 就活ってどんなことをしていくの?(全体像の把握)
- 一流企業に入社したOB・OGの方は、どんな就活をしていたの?
- その企業・業界ってどんなところなの?
このような、就活初期に知っておくべき情報を集めたら、就職エージェントを活用しながら、効率的にインターンシップや企業説明会、そして選考へと進んでいくべきです。
ビズリーチ・キャンパスに登録しているだけでも、有名・一流企業からインターンシップ・説明会へのオファーが来るので、その都度参加してみるのも良いでしょう。
ビズリーチ・キャンパスと合わせて利用したい就活サービス
ビズリーチ・キャンパスは、自分と同じ大学を卒業していて、有名・一流企業に勤めているOB・OGに話を聞くことができるため、情報収集ツールとして優秀です。
しかし、ビズリーチ・キャンパスを利用していれば、内定が勝ち取れるかというと、そうではありません。ビズリーチ・キャンパスを利用しているOB・OGの方は、就職支援をメインに行っているわけではないので、内定獲得は期待できません。
そこでおすすめしたいのが、就職エージェントです。就職エージェントでは、専任のプロのキャリアアドバイザーが付いてくれ、内定獲得までの就活支援を徹底的に行ってくれます。
就活生だけでは分からない採用側の視点も手に入れることもできるので、確実に内定を勝ち取ることができます。
ただ、キャリアアドバイザーが担当できる数には限りがありますし、すでに利用し始めている就活生はたくさんいるため、1日でも早く利用することをおすすめします。
以下では、私が実際に利用した就職エージェントを含めて、本当におすすめできる質の高いエージェントを紹介しています。ぜひ利用してみてください。
キャリアチケット
キャリアチケットは、レバレジーズ株式会社が運営する、就活エージェントです。
就活のプロであるキャリアアドバイザーが担当で付いてくれ、将来のことから自己分析まで徹底的にサポートしてくれます。
今まで受かった人の特徴や戦略をベースに、サポートしてくれるので、キャリアチケットでも確実に内定に近づくことができます。
入社後のプランも見据えて、その人に本当に合った企業を紹介してくれるので、その点もおすすめと言えるでしょう。
就活のプロに話と一緒に進めていきたいと考えている人は、ぜひチェックしてみてください。
学長
キャリセン就活エージェント
キャリセン就活エージェントは、シンクトワイス株式会社が運営する、新卒向け就職エージェントです。
累計6万人もの人が利用しており、コンサル歴10年にも及ぶプロのキャリアアドバイザーが徹底的にサポートしてくれます。
就活生1人に、個別で徹底的なサポートをしてくれるため、内定獲得数が5.4倍(※2019年度卒実績)、最短1週間で内定を獲得することができます。
面接対策はもちろん、希望や適性に合った企業紹介や選考のアドバイスもしてくれるので、納得した就活を行うことができます。
登録後は、じっくり1時間の個別面談を行ってくれるため、就活をする上での悩みや、考えていることを相談してみましょう。
Goodfindエージェント
Goodfindは、成長志向の強い就活生向けの就活サービスです。
「市場価値を高めたい」「将来起業・独立したい」といった野望を抱えている学生が多く、紹介される起業も成長市場の真っ只中にいる企業や、確実に成長する企業ばかりです。
いわゆる”成長中のベンチャー企業”を、厳選して紹介してくれるので、成長意欲のある人は、必ず登録しておきたいサービスです。
また、運営者やアドバイザーの人の質も非常に高く、有名企業の役員経験者や、有名外資系コンサル出身など、ハイキャリアな人がほとんどです。
そんな人が就活を全面的にサポートしてくれるサービスが、「Goodfindエージェント」です。
完全無料で利用することができるので、ぜひ活用してみてください。
学長
ビズリーチ・キャンパスを利用して将来を明確にしよう
ここまで、ビズリーチ・キャンパスの特徴や利用法などについて、詳しくまとめてきました。
ビズリーチ・キャンパスは、業界トップレベルのOB・OG訪問サービスで、就活生には必ずおすすめしたいサービスです。
ぜひ利用して、就職活動に役立ててみてください。